生理中の「つらい」、少しでも軽くしたいあなたへ
生理中はお腹が痛いし、突然泣いちゃったりするし、つらい…
生理の時って、本当に人それぞれだけど、何かしら不快な症状を抱えている女性が多いですよね。
私も毎回「なんでこんなにつらいの!?」って思いながらやり過ごしていました。
腹痛や頭痛、イライラに肌荒れ…つらい症状のオンパレード。それだけでなく、体が重いし、気分もどんよりするし、本当にしんどい。
生理時には、
など、たくさんの症状が出ることがわかっています。
そこで、なぜこんな症状が出るのか、その原因と対策を簡単にまとめてみました。同じように悩んでいるあなたの参考になれば嬉しいです。
腹痛・腰痛・下痢などの原因と対策
原因
生理中にズーンと痛む下腹部や腰。
あの不快感の原因のひとつは、プロスタグランジンという物質です。これが多くなると、子宮がギュッと収縮して血管も圧迫され、痛みや不調を引き起こします。
胃腸にも影響を与えるので、下痢や食欲不振になる人も。
プロスタグランジンとは?
私たちの体の中で作られる「ホルモン」に似た物質のことです。
病気やケガをした時、炎症が起こります。この炎症は体が病原菌やケガに立ち向かっているサインです。プロスタグランジンが増えることで体に痛みや腫れを感じさせ、私たちは体に注意をむけたり休んだりすることができるようになっています。
おすすめの対策
刺激の強い食べ物を避け、消化の良いものを食べましょう。
無理に食べ切ろうとせず、食欲のある時に食べられる分だけ小分けにして食べる方法もあります。
生理中におすすめの食べ物
生理中は避けたほうがいい食べ物
また、体を温めるのも血流が良くなり腹痛や腰痛の緩和に効果があります。
軽い運動やカイロなどがおすすめです。
頭痛が起こる理由とケア方法
原因
詳しい原因は解明されていませんが、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が関係しているのではないかと言われています。
エストロゲンとは?
女性ホルモンの一種で、主に卵巣で作られます。(男性の体にも少量ですがエストロゲンがあり、体の正常な機能に貢献しています)
思春期に分泌が増え、第二次性徴をサポートしたり、妊娠しやすい体を作ったりします。
更年期と呼ばれる年齢になるとエストロゲンは減少し、この変化が骨粗鬆症や心臓の病気になるリスクを高めることがあります。
おすすめの対策
基礎体温表をつけ、頭痛が起こりそうな日に備えて予定を減らしたり、頭痛薬を携帯しておくと安心です。
他にも、
など、様々な方法があるのでぜひ試してみてください。
イライラや憂鬱な気分の原因と向き合い方
原因
生理前や生理中にイライラしたり、急に気分が沈んで泣きたくなったり…。「私、何かおかしいのかな?」と思うかもしれませんが、これはホルモンの変化が大きな原因だと言われています。
エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの量が大きく変わるため、脳に影響を与え気分の浮き沈みを引き起こしやすくなるのです。
また、セロトニンという気分を安定させたりリラックスさせる役割を持つ物質がありますが、ホルモンのバランスが崩れるとセロトニンの量も変わりやすくなることも関係しています。
イライラしたり憂鬱になったりすることはホルモンが原因だったんだね
おすすめの対策
感情の波を抑えることは難しいです。出来るだけ規則正しい生活をしながら自分の好きなことをして好きなものに囲まれて過ごしましょう。
ひどい場合はお医者さんに相談を
どうしても耐えられない時は、一度婦人科に相談してみてください。私も、生理が来るたびに「次が怖い…」と思うほど追い詰められた時期があって、思い切って行ってみました。お医者さんに話を聞いてもらうだけで、気持ちが軽くなることもありますよ。
生理の症状は、決して我慢する必要はありません。少しでも楽に過ごせる方法を探して、自分を大切にしてあげてくださいね。
生理中の症状には個人差がありますが、毎月のことだからこそ、少しでも快適に過ごせるように工夫するのは大切なこと。
今日ご紹介した方法が、あなたの「つらい」を少しでも軽くするヒントになりますように。
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