避妊に失敗したかも…どうしたらいい?
今回はそういったお悩みを解決します。
アフターピル(緊急避妊薬)とは
アフターピルとは、避妊に失敗した時や性被害に遭い妊娠の可能性があるときに服用することで妊娠を防ぐ薬です。
その飲み方や種類などを紹介していきます。
プラノバール(ヤッペ法)
従来用いられてきた方法です。
性交後72時間以内に中用量ピルを服用し、12時間後にまた服用します。
頭痛、嘔吐、悪心などの副作用が出る場合があります。
ノルレボ
1980年代から用いられている薬です。
性交後72時間以内に1回のみ服用します。
頭痛・嘔吐・悪心などの副作用は少なく、避妊の効果がヤッペ法より高いです。
次の生理が多少前後します。
レボノルゲストレル
2019年より用いられている薬です。
性交後72時間以内に1回のみ服用します。
頭痛・嘔吐・悪心などの副作用は少なく、避妊の効果がヤッペ法より高いです。
次の生理が多少前後します。
ノルレボとレボノルゲストレルの違い
レボノルゲストレルの方が後から作られた薬です。
効果や副作用に特に違いはなく、ジェネリック医薬品にあたるレボノルゲストレル錠の方が価格が安いです。
エラ(ウリプリスタール酢酸エステル)
性交後72時間を過ぎてしまった場合に飲む薬です。
性交後120時間以内に1回のみ服用します。
副作用は基本的には少ないです。
アフターピルの注意点
- 性交後72時間を越えると効果は低くなるので早めの受診を
- アフターピル内服後は排卵のずれがあるので、原則次の生理が来るまでは避妊に気をつける
- 種類によって変わるが費用は3000円~10000円程度
- 妊娠の確率を大きく下げるが、100%絶対に妊娠しないわけではない
よくある質問
薬を吐いてしまったら?
服用されて3時間以内に吐いてしまった場合、薬の成分が吸収されていない可能性があります。
病院に連絡し再度処方をしてもらってください。
病院に行けない方は
オンライン診療を受け付けている病院で処方してもらうことが可能です。
おすすめのオンライン診療を紹介している記事もありますので、併せて読んでみてください。
人目が気になる…病院に行く時間がない…診察時間まで待つことが出来ない…
などの場合はスマホですぐに受診できるオンライン診療がおすすめです。
今回はアフターピルについて説明しました。
しっかり避妊したつもりでも、失敗の可能性がある場合はアフターピルの服用をおすすめします。
近年は副作用がほとんどなく、避妊率の高いピルが処方されています。
副作用が怖い場合はお医者さんに相談して吐き気止めや鎮痛剤を一緒に出してもらうことも可能です。
ひとりで悩まず、まずパートナーやお医者さんに相談してみましょう。