月経期を迎えるたびに、「もっと楽に過ごせたらいいのに」と思ったことはありませんか?
特別なことをしなくても、日々の生活にちょっとした工夫を取り入れるだけで体の調子は変わります。この記事では、私自身が実践して「これは効果がある!」と感じた7つの方法をご紹介します。どれも簡単なことばかりなので、ぜひ生活に取り入れてみてください。
毎朝コップ一杯の白湯を飲む
まず最初におすすめしたいのが、「朝の白湯」です。
朝一番に白湯を飲むと、体がじんわりと温まり、胃腸が目覚めていく感覚があります。
白湯には様々な効果が。
- 内臓を目覚めさせ、経血で不足した水分を補ってくれる
- 内臓を温め、血液の循環を促進する
- 生理中のデトックス効果を高める
- 冷え性・むくみの改善・美肌の効果も
白湯の魅力はなんといっても「簡単さ」。
やかんや電気ケトルでお湯を沸かし、それを少し冷まして飲むだけ。
ポイントは、熱すぎずぬるすぎない適温(50~60℃くらい)にすること。
冷え切った体の内側がぽかぽかと温まります。
月経期の朝は、重だるい感じや冷えがつらいですよね。
そんな時、白湯を飲むことで「よし、今日も頑張ろう!」と前向きな気持ちになれるのが嬉しいところ。
「こんな簡単なことで…?」と感じるかもしれませんが、その効果はすぐに実感できるはずです。
お風呂に入る
月経期の疲れた体を癒すには、やっぱりお風呂が一番。
「湯舟を汚したくないから」という理由で入浴を避けるともったいない。
生理中はしっかり湯舟に浸かることで良いことがたくさんあります。
- 入浴で体を温めることで、プロスタグランジンの代謝が促され痛みが緩和される
- むくみが解消される
- リラックス効果があり、ストレス発散になる
忙しい日だと「シャワーで済ませようかな」と思う時もありますよね。でも、そんな時こそ少しだけ時間を取ってお風呂に入ってみてください。体がポカポカになるだけでなく、不思議と気持ちまで明るくなってきます。
お風呂でのんびりする時間、ちょっとした贅沢だと思って楽しんでみてくださいね。
仙骨を温める
次にご紹介したいのが、「仙骨」を温める方法です。
仙骨は腰のちょっと下あたりにある三角形の骨のことで、ここを温めると子宮や卵巣周辺の血流が促進され、生理痛を和らげてくれます。
仙骨を温める方法は簡単。カイロを貼るだけでOKです。
座りながらでもできるので、デスクワーク中やテレビを見ながらでも取り入れられるのが嬉しいポイント。
この小さなひと手間が、月経期の体にとっては大きな癒しになります。腰回りを温めることで、全身の冷えも軽減されるので、ぜひ一度試してみてくださいね。
亜鉛を摂る
月経期の体には本当にちょっとした栄養の差が大きく影響します。
その中でも注目したいのが「亜鉛」。
実は、亜鉛はホルモンバランスを整えるのにとっても大事なミネラルなんです。
ポイント
- 亜鉛が不足すると生理痛や生理不順を招きやすくなる
- 成人女性の亜鉛の1日の推奨量は10mg
- ビタミンB6がないと吸収されないので一緒に摂ること
ビタミンB6と一緒に摂らないと意味がないので注意してください。
月経期が来るたびに体調が乱れる人は、ぜひ日常にちょっとした「亜鉛チャージ」を取り入れてみてください!
3つの首を温める
「冷えは女性の大敵」ってよく言いますよね。でも実際どこを温めたらいいのか、迷ったことはありませんか?そこでおすすめなのが、「3つの首」を意識すること。
これ、すごく簡単だけど効果抜群です。
「3つの首」とは、首、手首、足首のこと。この部分には太い血管が通っていて、温めると全身の血流が良くなります。
例えば、首元にはお気に入りのマフラーを巻いたり、足首にはレッグウォーマーをプラスするのがおすすめ。
手首は、寒い日にはおしゃれなアームウォーマーを取り入れると、コーディネートにもアクセントがついて一石二鳥です。
これらを加えるだけで、まるで全身がじんわり温まるような感覚が得られます。
特に月経期の体は、ちょっとした冷えにも敏感になりがちです。
だからこそ、3つの首をしっかりケアするだけで驚くほど体が楽になりますよ。
ぜひ日々のファッションや習慣の中に取り入れてみてください。
ナッツを食べる
ナッツには、ビタミンEや良質な脂質、食物繊維がたっぷり含まれていて、ホルモンバランスを整えたり、血流を改善してくれる効果が期待できます。
特に私が気に入っているのは素焼きアーモンド。カリッとした食感とほのかな甘みがクセになるんです。
しかもナッツのいいところは、その手軽さ。
小さなジップ付き袋に詰めておけば、仕事の合間や移動中でもさっと食べられるので、「あ、またお腹空いた…」というタイミングで栄養補給ができちゃいます。
ナッツはスーパーやコンビニでも手軽に手に入りますし、食べ方にアレンジを加えるのも楽しいです。ヨーグルトに混ぜたり、サラダにトッピングするだけで、簡単に「ヘルシー上級者」気分になれます。
ぜひ一度、ナッツ生活を始めてみてくださいね。
生理痛がひどい時はにがりを飲む
にがりというと、ちょっとクセのあるイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実は体にとって必要なミネラル、特にマグネシウムが豊富に含まれているんです。マグネシウムには筋肉の緊張を和らげる効果があるので、生理痛の原因となる子宮の収縮を落ち着かせてくれます。
飲み方はとっても簡単で、コップ1杯の水に小さじ1杯のにがり入れて飲むだけ。
これを1日3回飲むと1日に必要なマグネシウムの約60%がとれます。
おわりに
月経期を少しでも楽に過ごすための工夫、いかがでしたか?
どれも簡単に試せるものばかりですが、実践してみると意外と「これ、私に合ってる!」と感じるものが見つかるはずです。
大事なのは、無理せず、自分に合った方法を見つけること。誰かにとっては効果的でも、自分には合わないこともあります。それでも試してみることで、きっと自分の体に寄り添う新しいヒントが見つかるはず。
月経期は、どうしても体と心が揺らぎがちな時期。
でも、だからこそ自分の体をいたわるチャンスでもあると思っています。
この記事でご紹介した7つの方法が、あなたの体と心に少しでも寄り添えるヒントになれば嬉しいです。
さあ、次の月経期はどのケアを取り入れてみますか?自分の体に優しく向き合いながら、より快適な毎日を過ごせるよう応援しています。